飼う前の準備
子ねこを飼う前は、これから始まる生活を考えただけでドキドキ、ワクワクしますよね。猫との生活を快適に過ごすためにも、猫の育て方を事前に知り、おうちに迎えるための心の準備をしていきましょう。特に押えておきたい6つのポイントをご紹介します。
子ねこを迎え入れる前に、必要な5つのアイテムを用意しておきましょう。
・ベッド
・専用のトイレや猫砂
・子ねこ用フードや食器
・キャットタワー
・ケージ
-必要なアイテムや、最適な選び方は?-
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子ねこの食事は大きく、授乳期・離乳期・子ねこ用フード期の3期に分かれます。
・授乳期(~生後4週間)
母乳か子ねこ用ミルクのみを与えましょう。
・離乳期(生後4~8週間)
ミルクから少しずつ子ねこ用フードやお水にシフトしていきましょう。
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・子ねこ用フード期(生後8週間以降)
主食には「総合栄養食」の子ねこ用キャットフードを与えましょう。
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子ねこにとって有害となる食べ物があります。特に以下の5種類には注意しましょう。
・ネギ類
・チョコレート
・スパイス類
・生のイカ、タコ、エビ
・アワビやサザエの肝
-もしも食べてしまったらどうなる?間違って与えないための工夫もチェック-
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脱水症を防ぐために、子ねこのときからお水を飲むように習慣づけましょう。そのために心がけたいことは、以下の3つです。
・新鮮なお水を用意する
・飲める場所を複数用意する
・さまざまな形の容器を用意する
-猫が毎日好んでくれる環境づくりとは?お水を飲まない時の対処法もチェック!-
子猫の水分補給は大切!お水の管理と飲まないときの対処法
猫によく見られる症状には以下のようなものがあります。
・吐いてしまった
子ねこは胃が小さいため吐いてしまうことがよくあります。食欲や元気がある場合はそこまで心配することはありません。
・下痢が続く
子ねこのうちは消化しきれずに軟便となる場合があります。1、2度ゆるいうんちが出た程度ならそこまで心配する必要はありません。
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気になる猫の病気の症状や予防法まとめ!
子ねこがよくする仕草の意味や習性をご紹介します。
・前足でふみふみは甘えたいとき!
・顔をすりすりするのはマーキングやおねだり行動
・高いところが好きなのは、本能的に安心している証拠!
・夜寝ないのは夜行性の動物だから
・甘噛みは、遊びの延長や愛情表現、刺激不足など
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・留守にするときは?一人暮らしの時のお世話
一人暮らしのときに気になるのが、外出の問題です。子ねこのうちは、数時間に1度、少しずつフードをあげる必要があるため、長く家を空けるときのために、代わりに面倒を見てくれる家族や近所の方を探しておきましょう。猫のフードやトイレのお世話をしてくれるサービスもあるので、事前に探しておくとより安心です。
・多頭飼いや他のペットと暮らすときは
猫は共同生活をストレスに感じることが多いです。子ねこが一匹で落ち着けるようなトイレやベッドを個別に用意しましょう。また先に住んでいた猫や動物が、子ねこを受け入れられる性格かどうかも考慮し、後から来た子ねこばかりでなく、先住猫や先住動物にもたくさんかまってあげましょう。
・迷い猫を飼う場合の注意点
迷い猫は人に慣れていないため警戒心が強いものです。また、敵の多い外での暮らしで、健康状態が良くないことも。さらに外に出たくて「出してくれ」と鳴くこともあるので、室内だけで飼いたい場合は注意も必要です。しつけがしにくいかもしれませんが、焦らずじっくりと猫と向き合っていきましょう。
猫を飼う際の心構えのまとめ
子ねこを飼うためには、猫を受け入れるための生活環境を整えておくことが大切です。必要な道具や食事環境などの準備をしてあげましょう。
猫は長ければ約20年生きるといいます。その中で1歳までの子ねこ時代はたくさんのことを学び、ぐんぐん成長していく変化の大きな時期。子ねこが、1日1日たくましくなっていく姿や愛くるしい仕草は、飼い主さんにたくさんの喜びを与えてくれることでしょう。
そして子ねこは、成猫となり、やがて高齢猫になります。やんちゃで気ままな猫も年月を経て、高齢になることで介護が必要となることもあります。ですが喜びを与えてくれる、かけがえのない家族であることには変わりありません。「これから生活を共にし、長年面倒を見る」という責任を持ち、たくさんの愛情を与え、これから育って行く子ねことのハッピーな生活を始めましょう。