年齢に合った食事や育て方が大切なのは、猫も人間も一緒です。年齢に応じた食事はもちろん、わからないことだらけの子猫の飼い方・育て方や、健康が気になるシニア期のケアについての情報をご紹介します。

  • 12ヶ月までの子ねこ編
  • 1歳からの成猫編
  • 8歳からのシニア猫編
  1. 必要な栄養素とその理由

    キャットフードのラベルには、原材料や含まれている栄養素が表示されています。ここでは、キャットフードの原材料に含まれる栄養素と、それぞれの役割について学びましょう。

    ビタミン

    ビタミンはシニア猫の視覚、骨の成長、代謝機能に特に重要な役割を果たします。それぞれのビタミンには各々特別な役目があり、例えば足を怪我した場合、ビタミンKは止血、ビタミンB2は新たな皮膚の再生を促進します。ビタミン豊富なキャットフードには、魚、野菜、レバー、穀類などが含まれます。

    ミネラル

    ミネラルはシニア猫の歯や骨を強くし、代謝機能を高めます。ミネラルの中でも特に必要なのが、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウムです。鉄、銅、マンガン、亜鉛、セレンといったミネラルも微量ですが必要です。
    ミネラル分が豊富なキャットフードには魚、肉、レバー、乳製品、穀類などが含まれます。ミネラルは吸収されにくい性質があるため、ミネラル過多は猫にとってかえって害になる場合もあります。バランスが取れた総合栄養食のキャットフードを与えていれば、ミネラルのサプリメントなどを与える必要はありません。

    必須脂肪酸

    シニア猫の健康、皮膚、被毛、再生機能、代謝機能を維持するために必要なのが必須脂肪酸です。脂肪と必須脂肪酸(脂肪の主な構成要素)はエネルギー源であるだけでなく、食事を風味豊かなものにする役割も担います。また、 脂肪はビタミンA,D,E,及びKといった脂溶性ビタミンの吸収を促進します。脂肪と必須脂肪酸が豊富なキャットフードには、動物性脂肪、植物油、肉や家禽類の副産物などが含まれます。

    炭水化物と繊維質

    炭水化物はシニア猫のエネルギーになり、繊維質は腸の健康維持に役立ちます。繊維質を摂ることで善玉菌が増えたり、毛玉を押し流したりして、快便になります。シニア猫の体内で炭水化物はエネルギーに変化し、グリコーゲンとして体内に貯蓄されます。炭水化物と繊維質が豊富なキャットフードには米、トウモロコシ、小麦などの穀類が含まれています。

    タンパク質

    タンパク質はシニア猫の健やかな成長や筋肉の形成に重要な役割を果たします。例えば、被毛、皮膚、爪、筋肉、内臓はそのほとんどがタンパク質から構成されます。

    タンパク質を取ろう

    猫はもともと肉食動物ですから、タンパク質の大部分を肉から摂取します。植物由来のタンパク質は、ほんの少ししか摂りません。
    人間は体重1キロあたりに必要なタンパク質がわずか1グラムなのに比べて、シニア猫は6グラムのタンパク質が必要です。タンパク質が豊富なキャットフードには、肉、卵、魚、乳製品、イーストなどが含まれています。

    タンパク質の役割は?

    タンパク質には、体の組織を構成し、成長・再生させる機能があります。また、抗体や酵素、赤血球、白血球を構成する役目もあります。タンパク質はアミノ酸から成り、それぞれのアミノ酸に切断されると、腸から吸収されて体の組織の中で再構築されます。アミノ酸は22種類あり、体内で合成されるアミノ酸と、体内では合成されない必須アミノ酸に分類されます。必須アミノ酸が不足すると、欠乏性疾患や視覚機能や心臓の異常といった健康問題を引き起こします。タンパク質を作るアミノ酸ではありませんが、肉に多く含まれるタウリンは、猫の健康を左右する栄養素のひとつです。タウリンは、脳の正常な働き、視覚機能、心臓、神経系統においても重要な働きをします。

    カルカン®は全て総合栄養食

    野生の猫は、捕獲した獲物からタンパク質を補給します。家庭で飼育する猫には、カルカン®のキャットフードでタンパク質を補給しましょう。カルカン®は、猫が健康で長生きするために必要な必須アミノ酸やビタミン、ミネラル、タンパク質などの栄養素をすべて摂取できます。猫の健康を保つ食餌は、カルカン®と新鮮な水だけで十分です。

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  2. 猫のごはん

    バランスがとれたごはん

    猫の新陳代謝に合うのは、高タンパクで糖質がほとんど含まれないごはんです。つまり、たくさんの肉と水があれば、その他はそれほど必要ありません。肉は健康な細胞、筋肉、体の成長と修復にとって重要なタンパク質を多く含みます。肉を食べることで、必須アミノ酸(特にアルギニン、タウリン)、ビタミン(A,D,E,K)、細胞膜を構成したり、代謝に欠かせない必須脂肪酸(リノレン酸、アラキドン酸)も摂取することができます。肉類は、カリウム、ナトリウム、塩化物、マグネシウム、ミネラル、カルシウム、健康な骨と歯の成長を助けるリンも含みます。これに加えて、少量ですが重要な微量元素である鉄、銅、マンガン、亜鉛、セレンも含みます。植物性の食物では、これらの重要なミネラル、ビタミンや他の栄養素を猫が満足に摂ることはできません。
    猫は炭水化物をまったく摂らなくても元気に生きていけることが、研究によって分かっています。とはいえ、炭水化物はカロリーの素晴らしい供給源なので、多くのキャットフードに含まれています。炭水化物の中でも、食物繊維は猫の胃腸を健やかに保ち、毛玉のケアに役立ちますから、多くのキャットフードに含まれる人気の栄養素です。
    他には清潔な水を猫がいつも飲める状態にしておくことが重要です。

    シニア猫のごはん

    体格やコンディション、ライフスタイルによって異なるので、猫の必要なごはんの量については獣医師に相談しましょう。ごはんは決まった時間に与えるのも良いのですが、ほとんどの猫は置いてあるごはんを好み、1日に数回少しずつ食べる傾向があります。中には食べ過ぎてしまう猫もいます。もし猫が肥満気味だったら、ごはん以外のおやつをカットし、運動量を増やしましょう。また、家族が一致団結して、猫におやつをあげないように徹底してください。猫は自分に甘い家族を見分ける天才ですので注意しましょう。猫がかなり太っている場合は、減量プログラムについて獣医師と相談してください。ごはんの量を急に減らすと危険なので、必ず獣医師の指示に従いましょう。清潔で新鮮な飲み水を、たっぷり与えるようにしましょう。
    悲しいことに、年を取った猫ほど健康上の問題が起こりがちです。口内に痛みを感じたり、歯が抜けたりということもあります。こうしたことにはかかりつけの獣医師が対応しますが、飼い主さんもお湯でふやかしたキャットフードをスプーンなどで細かくしたり、ウェットフードを与えるなどして、食べやすいフードを与えてください。シニア期の猫が抱えがちな健康問題には、糖尿病、甲状腺機能亢進症、腎不全などがあります。できるだけ早い段階で兆候をつかむためにも、シニア期の猫には半年に1度などの定期的な健康診断をおすすめします。
    すべての猫にとって、水分はとても重要です。猫が飲んでいる水の量を観察してください。飲む水の量が急激に変化した場合は、病気の初期症状であることが多いのです。

    食べ物の好み

    猫は非常に食べ物の好みが激しい動物です。ごはんの温度は室温で、フードボウルは清潔でなければ食べません。そして人間と同じように、好みの味は猫それぞれです。多くの猫は魚が大好きですが、肉が好きな猫もたくさんいます。そこで、いろいろな種類のキャットフードを日替わりで与えてみましょう。ドライフード、ウエットフードなど、さまざまな形状のフードを試してみます。こんなときに理想的なのがカルカン®パウチ。味も30種類、形状もゼリー、スープなどバラエティーに富んでいます。

    食物アレルギーがある猫のケア

    人間と同じように、食物アレルギーを発症する猫もいます。食物に含まれるタンパク質に対して抗体ができ、皮膚のかゆみや下痢などを引き起こすのです。食物アレルギーは完治することがないので、ごはんの管理や適切な薬物投与などによる対症療法を行うほかありません。飼い主さんは獣医師と一緒に食物アレルギーの原因物質(アレルゲン)を特定し、適切なごはんの管理をしてください。適切なごはんの管理をすることは、猫のより健康でハッピーな生活につながります。

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長生きと健康のために